英語の電話を克服する! 取引先とのビジネス英語

6.ビジネス英会話

まずは、お客様への電話のシーンから、学んでいきましょう。

最初に動画をどうぞ。アニメ動画です。

単語の予習

  1. proposal – 提案
  2. follow up – 後追い、追跡
  3. review – 確認、見直し
  4. thorough – 徹底的な
  5. discuss – 議論する、話し合う
  6. in person – 直接会って、対面で
  7. calendar invite – カレンダー招待状
  8. set up – 設定する、セットアップする
  9. concern – 心配事、懸念
  10. works for me – 私にとって都合が良い
  11. consider – 検討する、考慮する
  12. follow up on – ~のフォローアップをする
  13. look forward to – ~を楽しみにする

会話

Caller: Good morning, this is John from ABC Company. May I speak with Ms. Smith, please?
発信者: おはようございます、ABC社のジョンです。スミスさんとお話できますか?

「〇〇社のxx」というときは、「xx from 〇〇」というのが自然です。
ちなみに、名前を尋ねるときは、「May I ask who’s calling?」といいます。

決まり文句なので、覚えておきましょう。

Receptionist: Good morning, John. I’ll see if she’s available. Please hold for a moment.
受付担当者: わかりました、ジョンさん。少々お待ちください。

この文脈での「see」は、「ちょっと調べてみる」というような意味です。

(電話をかわる。)

Ms. Smith: Hello, this is Mary Smith speaking.
スミスさん: もしもし、スミスです。

「This is ○○ speaking.」も、お決まりです。

Caller: Good morning, Ms. Smith. This is John from ABC Company. How are you today?
発信者: おはようございます、スミスさん。ABC社のジョンです。お元気ですか?

Ms. Smith: I’m very well, thank you. And you?
スミスさん: おかげさまで元気です。ジョンさんは?

「How are you?」という挨拶に対しては、「I’m very well, thank you.」のほかにも「Very good, thank you.」など、いろいろな受け答えがあります。

Caller: I’m doing well, thank you. The reason for my call is to follow up on the proposal we sent you last week. Have you had a chance to review it yet?
発信者: おかげさまで元気です、ありがとうございます。今回の電話の目的は、先週送付した提案書の追跡です。もうご確認いただけましたか?

まずの電話の目的を伝えるのがスマートで親切ですね。

Ms. Smith: Yes, I have. I thought it was very thorough, but there are a few details that I’d like to discuss further.
スミスさん: はい、確認済みです。とても詳細な提案書だったのですが、いくつか詳細について話し合いたいことがあります。

「There are some items that I would like to …」という that (関係代名詞)もよく使われますので、マスターしておきましょう。

Caller: Sure, I’d be happy to go over any questions or concerns you have. Would it be possible to set up a meeting to discuss this in person?
発信者: 承知いたしました。ご質問やご心配事については、喜んでお答えいたします。直接お会いして説明させていただきますが、ご都合はいかがでしょうか?

「in person」とうのは、電話等ではなく「直接お会いして」という意味です。

Ms. Smith: Yes, that would be great. How about next Wednesday at 10:00 a.m.?
スミスさん: はい、ぜひお願いします。来週水曜日の午前10時はいかがですか?

Caller: That works for me. Shall I send you a calendar invite with the details?
発信者: その日時で結構です。詳細をカレンダー招待状としてお送りいたしますね。

「a calendar invite」というのは、Meetingの時間をメールソフトで設定したときに送られる招待メールのことです。「invite」は、動詞だけでなく、このような表現にも利用されます。もっとも、「invitation」でも問題ありません。

Ms. Smith: Yes, please. And thank you for following up on this, John.
スミスさん: ありがとうございます。この件についてフォローアップしていただき、本当に感謝しています。

Caller: Not a problem, Ms. Smith. Thank you for considering our proposal, and I look forward to speaking with you next week.
発信者: どういたしまして、スミスさん。ご検討いただき、ありがとうございます。来週お会いできることを楽しみにしています。

「I look forward to ~ing … 」は、「~することを楽しみにしてます。」の決まり文句です。

Ms. Smith: Same here. Have a great day.
スミスさん: こちらこそ、よろしくお願いします。よい一日をお過ごしください。

Caller: You too. Goodbye.
発信者: ありがとうございます。お話ができてうれしかったです。失礼します。

Ms. Smith: Goodbye.
スミスさん: 失礼します。

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次の動画は、「プレゼンテーションの準備」についての英会話です。

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電話で使う英語については、「ビジネス英会話 ~ 電話で使う英語フレーズ 決まり文句 まとめ 例文集」も参照ください。

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