まずは、お客様への電話のシーンから、学んでいきましょう。
最初に動画をどうぞ。アニメ動画です。
単語の予習
- proposal – 提案
- follow up – 後追い、追跡
- review – 確認、見直し
- thorough – 徹底的な
- discuss – 議論する、話し合う
- in person – 直接会って、対面で
- calendar invite – カレンダー招待状
- set up – 設定する、セットアップする
- concern – 心配事、懸念
- works for me – 私にとって都合が良い
- consider – 検討する、考慮する
- follow up on – ~のフォローアップをする
- look forward to – ~を楽しみにする
会話
Caller: Good morning, this is John from ABC Company. May I speak with Ms. Smith, please?
発信者: おはようございます、ABC社のジョンです。スミスさんとお話できますか?
「〇〇社のxx」というときは、「xx from 〇〇」というのが自然です。
ちなみに、名前を尋ねるときは、「May I ask who’s calling?」といいます。
決まり文句なので、覚えておきましょう。
Receptionist: Good morning, John. I’ll see if she’s available. Please hold for a moment.
受付担当者: わかりました、ジョンさん。少々お待ちください。
この文脈での「see」は、「ちょっと調べてみる」というような意味です。
(電話をかわる。)
Ms. Smith: Hello, this is Mary Smith speaking.
スミスさん: もしもし、スミスです。
「This is ○○ speaking.」も、お決まりです。
Caller: Good morning, Ms. Smith. This is John from ABC Company. How are you today?
発信者: おはようございます、スミスさん。ABC社のジョンです。お元気ですか?
Ms. Smith: I’m very well, thank you. And you?
スミスさん: おかげさまで元気です。ジョンさんは?
「How are you?」という挨拶に対しては、「I’m very well, thank you.」のほかにも「Very good, thank you.」など、いろいろな受け答えがあります。
Caller: I’m doing well, thank you. The reason for my call is to follow up on the proposal we sent you last week. Have you had a chance to review it yet?
発信者: おかげさまで元気です、ありがとうございます。今回の電話の目的は、先週送付した提案書の追跡です。もうご確認いただけましたか?
まずの電話の目的を伝えるのがスマートで親切ですね。
Ms. Smith: Yes, I have. I thought it was very thorough, but there are a few details that I’d like to discuss further.
スミスさん: はい、確認済みです。とても詳細な提案書だったのですが、いくつか詳細について話し合いたいことがあります。
「There are some items that I would like to …」という that (関係代名詞)もよく使われますので、マスターしておきましょう。
Caller: Sure, I’d be happy to go over any questions or concerns you have. Would it be possible to set up a meeting to discuss this in person?
発信者: 承知いたしました。ご質問やご心配事については、喜んでお答えいたします。直接お会いして説明させていただきますが、ご都合はいかがでしょうか?
「in person」とうのは、電話等ではなく「直接お会いして」という意味です。
Ms. Smith: Yes, that would be great. How about next Wednesday at 10:00 a.m.?
スミスさん: はい、ぜひお願いします。来週水曜日の午前10時はいかがですか?
Caller: That works for me. Shall I send you a calendar invite with the details?
発信者: その日時で結構です。詳細をカレンダー招待状としてお送りいたしますね。
「a calendar invite」というのは、Meetingの時間をメールソフトで設定したときに送られる招待メールのことです。「invite」は、動詞だけでなく、このような表現にも利用されます。もっとも、「invitation」でも問題ありません。
Ms. Smith: Yes, please. And thank you for following up on this, John.
スミスさん: ありがとうございます。この件についてフォローアップしていただき、本当に感謝しています。
Caller: Not a problem, Ms. Smith. Thank you for considering our proposal, and I look forward to speaking with you next week.
発信者: どういたしまして、スミスさん。ご検討いただき、ありがとうございます。来週お会いできることを楽しみにしています。
「I look forward to ~ing … 」は、「~することを楽しみにしてます。」の決まり文句です。
Ms. Smith: Same here. Have a great day.
スミスさん: こちらこそ、よろしくお願いします。よい一日をお過ごしください。
Caller: You too. Goodbye.
発信者: ありがとうございます。お話ができてうれしかったです。失礼します。
Ms. Smith: Goodbye.
スミスさん: 失礼します。
関連記事
次の動画は、「プレゼンテーションの準備」についての英会話です。
ビジネス英会話のリストは、こちらです。
電話で使う英語については、「ビジネス英会話 ~ 電話で使う英語フレーズ 決まり文句 まとめ 例文集」も参照ください。